11月14日はアンチエイジングの日と言われていますが、
これは2007年に「いいとし」の語呂合わせで制定されたものです。
いいとし、つまり良い歳をとるために、抗老化をいうことを
意識し、少なくとも一年に一度は、自分たちの心と身体の
状態をチェックし、改めるものを改め、やるべきことを
やろうというきっけにしたいという意味が込められています。
具体的には例年セミナーが開催され、多くの参加者が集まっています。
昨年の例で言えば、「カラダの中からアンチエイジング」
というテーマで、講師としてはテレビや雑誌などでも人気の
女性医師小林暁子先生(小林メディカルクリニック東京院長)が
腸内環境改善について、浜中聡子先生(ウィメンズヘルスクリニック
東京院長)が女性ホルモンを中心としたお話をされ、
幅広いジャンルで活躍中のコーディネーターである
加藤タキさんは、自分らしく素敵に生きるためのヒントを話されました。
アンチエイジング大賞の発表も行われます。
若々しく健康的に年を重ねている著名人を表彰するもので、
11回目としては男性部門では梅沢冨美男さんが、女性部門では
和田アキ子さんが選ばれ、またアンファー特別賞には
渡部篤郎さん、特別賞に加藤タキさんが選ばれたました。
さらには多くの人に積極的に参加してもらうということを
狙いとして、インターネットを通じて公募する
アンチエイジング川柳も実施されています。
これらの活動は、日本全体が少子高齢化していく中で
平均寿命が年々延びていますが、人のお世話にならないで
自立した生活ができるという健康寿命を延ばさないと
いけないということもあって、病気で寝込んだりその他のことで
寝たきりにならない健康なシニアを増やす必要がある
ということから来ています。
アンチエイジングというと、歳をとらない、歳に抵抗すると
いうようなニュアンスもありますが、本当の意味は
歳をとっても元気がなくならないようにということなのです。